2012年12月4日火曜日

季刊SORA の冬号


天気予報会社「ウェザーニューズ」社の雑誌、 季刊SORA の冬号が発行されて、湘南タゲリ米が特集されました。

http://weathernews.com/ja/nc/press/2012/121204_2.html

2012年11月11日日曜日

出荷 完了



みなさま 11月10日 無事出荷作業を終え、カンガルー便 西濃運輸茅ケ崎支店さまへ託しました。




今年も、「たくさんのタゲリ米の山を見て、ありがたさを感じた一日でした。」
樋口タゲリ米プロジェクトリーダー。


出荷作業に あたったメンバーです。
ありがとうございました!!

2012年10月29日月曜日

タゲリ米 試食会

10月28日
タゲリ米の試食会を実施しました。

 

各農家からご提供いたたいたお米を、それぞれ炊いて、食味を確かめていきます。どのお米も農家の皆さんが自信を持って提供されたもので、みなとても美味しかったです。

 また今年は、GOPANが登場。
お米からパンができる画期的なホームベーカリーです。
こちらも試食しましたが、なかなか美味しかったです。
新たなレパートリーが増えそうです。

 
 
 
 
レポート & 写真 M.Hirata

2012年10月15日月曜日

籾摺り作業

2012年10月13日(土) 午前
素晴らしい秋晴れの下
 
写真1

タゲリ米農家で、いつも三翠会の活動、とくに会員による体験田の作業に様々なアシストをいただいている小西勝義氏宅にて、「籾摺り作業(写真1)」が行われました。
脱穀して籾にしたお米から、殻をのぞく作業です。
いよいよ食べられるお米(玄米)になります。

写真2

10月1日に稲刈りをして一週間天日干しし、先週6日に脱穀した籾殻付の米を、籾摺り機に投入して行きます(写真2)。



籾殻は中身の玄米からはがされ煙突を通って青い網袋の中へ飛ばされて収納されます。(写真3)
(※ 写真ではちょっと見ずらいですが、白く煙っているのは逆光ではなく籾殻の粉が空中に舞い上がっているのです。肺に入らないよう作業中はマスク着用です。

写真4

一杯になった籾殻の網袋は、個別の袋に入れ直して整理されます(写真4)。
籾殻は焼いて肥料にしたりして活用されます。 稲わらもそうですが、稲=お米は捨てるところがありません。

写真5


次に籾殻を取り除いた米にはまだ、「粃(しいな)=実の入っていない殻ばかりのもみ)」が残っているので、これを選別して取り除きます(写真5)。

写真6


その後、米選別機に投入します(写真6)(投入部分は従来手作業でしたが本年から鈴木さんの案で写真の通り自動化され、楽になりました)、



選別機では、基準以下の小さい(厳密に言うと薄い)お米を選別して品質をそろえます。
(取り除かれた小さなお米は「くず米」と呼ばれ、米粉に加工して、正月のどんと焼きなどで団子にして食べます)(写真7)。

写真8


選別機を通ったお米(玄米)が、米袋へ収められます。(写真8)。

写真9


この袋を秤(はかり)にかけて重さを測ります。(写真9)

今では見かけなくなったレトロな秤ですが、立派に現役を務めています。
錘(おもり)をつけ、横棒がちょうど宙に浮いている状態が、決められた一袋の重さになります。
秤の横棒には、現在のグラム単位の他、百匁(もんめ)など昔の重さの単位も併記されていました。

写真10


規定量になったところで袋を結びます(写真10)。

写真11

それを、通称「ねこ」(猫車)と呼ばれる、柄の付いた一輪車(写真11)で倉庫へ運びます。


写真12

1袋は約30㎏(正味30kg+袋0.5kg)で、結構重たいです。(写真12)。

以上の工程が繰り返し行われ、無事籾摺り作業が終了しました。

三翠会共同体験田でとれた今年のお米は約8俵(60kg×8=480kg)になりました。

参加された会員のみなさま大変にお疲れさまでした。体調などは大丈夫でしたか?
小生少々腰にきています。

小西さん、奥様、休憩にお茶とお菓子、ふかしいも(さつまいも:とっても美味しかったです)等、すっかりご馳走になりました。ありがとうございました。


作業後、小西さんの奥様がちよっと精米してくださり、採れ立てのタゲリ米を頂きました。夕食に早速炊いてみましたが、艶々で風味も良くとっても美味しかったです。翌朝夕食に残ったタゲリ米を食べましたが、艶々・風味も変わらず、家人も美味しい美味しいといって食べていました。ありがとうございました。


リポート & 写真 M.Hirata

2012年10月6日土曜日

カヤネズミの巣 発見

 10月6日(土)

三翠会では、共同体験田の稲の脱穀と、ビオトープ回りの整備、また井戸の改修作業を行いました。

また、湘南タゲリ米にお米を提供する農家、Sさんのたんぼの刈り入れ中に、カヤネズミの玉巣が二つ発見されたとご報告を頂きました。この田圃では以前にも見つかっています。

   


カヤネズミ 
胴体の長さが5センチ前後、尾の長さが4~9センチ、手のひらにすっぽり収まる日本で一番小さなネズミ。
田んぼや河原でバッタなどを食べて暮らし、イネ科の植物に丸い巣を作って子育てします。

田んぼがなくなり、河川敷なども護岸や運動場などで開発されて生息地を失い、急速に数が減って、地域によっては絶滅に追い込まれています。

詳しくは>>




このカヤネズミは 2007年9月 代表の鈴木さんの田んぼで見つけたものです。
>>ブログリポート



写真&リポート K.Suzuki

2012年10月1日月曜日

台風一過

台風一過の晴天の中





熊澤さん小西さん奥さんが応援に駆け付け、小西さん鈴木の五人と 小出川Gの田内さんがレンゲ田倒伏修復を終え立ち寄られお手伝い頂きました。

被害調査に来られた市農水課の方にも少しお手伝い頂きました。おかげさまで昼にかかりましたが無事干し終わりました。
有難うございました。

リポート&写真 K.Suzuki

共同田の稲刈りと黒米の脱穀

9月29日

三翠会共同田の稲刈と黒米田脱穀のレポートです。

写真1

気持ちの良い秋晴れで彼岸花の咲並ぶ(写真1)なかでの稲刈・脱穀のスタートでした。

写真2


気温がぐんぐん上昇しているので、小生遅刻で到着した時には、皆さん休憩に入っていました(写真2)

写真3



稲刈は、三翠会農業指導の小西さん(写真3)を中心に順調に進みました。

写真4


ところが、台風直前でこのまま稲架を行うと倒れること必至、その後のフォローが大変なので小西さん指導の下試行錯誤(写真4)の末、
写真5


稲架ポールや畔を台にし稲穂が地面に付かぬよう(写真5)工夫しました。

写真6


隣の田んぼでは、鈴木代表ファミリーが、ご自分の田んぼの稲を、家族総出で脱穀を行っていましたので、記念撮影をさせてもらいました(写真6)。ありがとうございました。

写真7

写真8


昼食をはさんで午後からは、黒米田の脱穀(写真7,8)。

写真9

一方の共同田の方は、小西さんに代わり鈴木代表御息女婿殿(写真9)に最後の稲刈を手伝ってもらいました。とても慣れた手つきでした。ありがとうございました。

写真10


終盤に入り刈り取った稲を干すため稲の移動作業を行っていると平岩さんがアマガエルとは全く違うカエルを発見(写真10)。 

トウキョウダルマガエルのようです。西久保では何度か目撃情報はありましたが、三翠会・共同田では初(小生が入会後初)。生物多様性の維持保全活動を続けている我々にとって大変に嬉しいニュースとなりました。

写真11

日差しが強く、頻繁に休憩・給水を行いながらの作業でしたが、何とか無事作業を終えました(写真11)。
指導応援頂いた小西さん、鈴木ファミリーの皆さん、ありがとうございました。参加された皆さん(鈴木さん、平岩さん、熊澤さん、吉田さん、小野さん、渡辺さん、平田)、大変にお疲れ様でした。


リポート & 写真 by M.Hirata

2012年9月22日土曜日

秋の探鳥会

2012年9月22日(土)に行われたタゲリ米水田観察会の概要レポートをします。(日本野鳥の会神奈川支部と三翠会の合同観察会)

写真1


天候が少々気になりましたが、雨も直射日光もなく気持ちの良い日でした。
相模線香川駅9時集合、9名(野鳥の会会員7名(勿論タゲリ米購入者もいらっしゃいます)、タゲリ米購入者2名)の参加者をお迎えし、挨拶(写真1)を済ませ、観察会はスタートしました。

写真2


駅から田んぼへ向かう道沿い、屋敷林、聖天橋を下流に移動、道中(写真2)ではイソヒヨドリ、カワラヒワが確認されました。
写真3

写真4

大曲橋下流では、堰撤去後のポンプ場の説明を聞きながら、三翠会水生生物調査サブリーダー平岩さんの「土佐流投網」実演を観て皆大感激(写真3)。そして投網で捕れたウグイ、オイカワなどを観察(写真4)しました。

写真5


写真6
写真7


新ビオトープを見て(写真5)、ポンプからタゲリ田への用水路沿いの道を歩き、タゲリ田(水田北側)に入りました(写真6)。足元の田圃稲穂にアカボシゴマダラ(蝶:元々当地の種ではなく最近急速に増えている)が停まっているのを樋口さんが発見、説明を受けました。

本来であれば、農道の両脇に綺麗な彼岸花が咲いていることを想定しこの日程を選択しました(毎年不思議とお彼岸には咲く)が、今年はちょっと早かったようです。
また雲が多く富士山も残念ながら見られなかったのですが、稔り多い稲穂と共に記念撮影をしました(写真7)。
写真8


三翠会黒米田に到着し、三翠会鈴木代表からの説明を受け、参加者に皆で稲刈体験(写真8)。思い思いに稲穂を土産に貰っていました。
写真9
写真10

ビオトープ(説明を受けている途中に後ろの小出川に自転車のブレーキのような音?声?がし、振り向くとカワセミのホバリング&ダイブが見られました)、埋設魚道、チドリX型魚道(事前に三翠会会員の小林さん、熊澤さんに土手草を刈っていただき、とても観察しやすくなっていました:写真9)等を観察しました。水路底の湿った残土内にドジョウ(写真10)を発見!こんな少しの湿り気&スペースでも生きていることに参加者皆さんビックリ!

写真11


土手を探鳥しながら中央農道の看板(水田が貯水池としての役割があるとこを行政が認め補助金制度があることが書かれている)の説明を受け、三翠会共同田へ向かう途中の水の止まった用水路の溜りでナマズ(写真11)を発見、皆さんじっくりナマズの顔を観察していました。自治会館で昼食をとりながら、鳥合わせ。水槽内の大きなナマズ、ドジョウ、テナガエビ等(平岩さんが捕って自宅で飼っているものを持参くださいました)を見ながら、和やかな内に観察会は無事終了しました。


参加者の皆さん

ご参加ありがとうございました。「関東・水と緑のネットワーク拠点百選」に選定された当地を訪れ、いかがだったでしょうか?いつもとは一味違った探鳥会になったのではないでしょうか? 
今後ともタゲリ米をご支援くださいますようよろしくお願いいたします。

三翠会&三翠会ナマズ倶楽部の皆さん
観察会&稲刈、準備&参加、大変にお疲れ様でした。

※鳥合わせ:カワウ、コサギ?、カルガモ、コガモ、トビ、イソシギ、キジバト、カワセミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、イソヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ(声)以上

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写真&リポート by M.Hirata
マップ T.Sakurai

観察会に参加された鳥見風来坊さんのご報告ブログです
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当日の写真がたくさんあって、様子がよくわかります。