三翠会では今年度、茅ヶ崎市の自然環境評価・再調査に協力して、市内の水辺の生き物調査を実施しています。
この日は、市内柳谷の芹沢池(里山公園調整池)」の調査に参加してきました。
写真1
魚介類調査には、多くの道具が必要なのにはビックリしました(写真1)。
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また、「はえなわ(写真3:うきの部分)」。お魚キラー(籠)(写真4)。そして、おびき寄せるための練りエサに加え、「フレッシュ赤虫(冷凍)」をたっぷりです。
写真5
そして、投網。
調査を指導して下さる専門家のSさん、Nさんとも投網が大変上手でした(写真5)。
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午後から、清水谷の調査にも参加させていただきました。まだ暑さに慣れていなかったので疲れましたが、それはそれは心地良い楽しい一日でした。帰宅後、美味しいビールとワインで朝までぐっすりでした。
Text. & Photo. by M.Hirata
【芹沢池の調査について】
暑い中、連日の調査参加、お疲れさまです。
”芹沢池”は都市公園造園に義務付けられている調整池で全くの人口池なのに魚介類調査をし、自然環境評価調査とする矛盾はなんであろう。人口池でもともと何もいる筈がないのだが、何者かが池に魚が見られると楽しい、何かが棲んでいてもいいだろう等と思って何かを放流してたのしんでいるに違いないでしょう。全く外部と水の流れが、つながっていなければ、それも良いでしょう。
しかし、想像していたより生き物の種の数が少なかった事に、ホッとした半面、少々拍子抜けであったのが正直なところです。
種類は少なかったがモツゴとウシガエルが大繁殖していたのには驚きでした。
一方これだけ大量のモツゴがいるという事は大食漢で肉食魚のブラックバスやブルーギルはこの池には存在していないということが分かるのだそうだ。ブラックバスやブルーギルはモツゴを餌にしていることが多いとS氏は指摘されていました。
午後は清水谷の木陰で弁当を済ませ、谷戸の言わば駒寄川の源流付近の流れを調査をしました。この谷戸はいつまでも今の環境を維持し、次世代に繋げていってほしい場所です。
Text by Y.Moriue (三翠会 水生生物調査リーダー)
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