(私は、午後からの参加でした。)
黒米田の稲刈からのスタートでした。
稲刈り初体験の人! は~い! それでは、やってみましょう!
ほかにやってみたい人! やらせてほらおうかなぁ!
稲刈りが終了すると、稲架(はざかけ;架け干し;天日干し)作業に入ります。
まずパイプの組み立てからです。ただ立てれば良いというものではありません。パイプ一つ一つに組み立てる順番があります。
稲架のパイプ組み立てが完了した後は、稲をかけます。
稲架が終了すれば、防鳥糸張りです。
細い糸を稲架の周囲に張り巡らし、スズメなどのついばみを防ぐために行われる作業なのですが、最近では、カルガモがやってきて、下から穂を引っ張りズルズルと芋づる式に穂が抜き取るそうです。かれらもなかなか頭が良いですねぇ。
田には、たくさんの落穂があり、籾もあります。それらを狙って鳥たちがたくさん寄ってきます。ドバトもやってきました。
三翠会農業指導者の小西さんが、ハーベスター(脱穀機)を持って参戦!ぐんぐん作業が進んでいきます。
脱穀の後は、残った稲藁を10束セットで、縛り上げます。
束ねた稲藁は、田んぼの端に積み上げられます。
畑の堆肥にもってこいなので、市民家庭菜園からのオファーが後を絶ちません。あっという間になくなります。
そんなこんなで、やっと作業は終了です。田んぼ(共同田)は、すっきりとしました。
黒米田も稲架まで終了です。
内緒ですが、今年のタゲリ米のおまけ(稲穂)もこの時に綺麗に取り込まれました。
脱穀され収穫された籾は、籾摺り作業へと移ります。
普段使わない筋肉が痛いのですが、とっても気持ちの良い汗をかきました。今夜の一献が楽しみであります。
<作業の合間に見かけた昆虫たち>
アオモンイトトンボ
(当地にはほかに、似た種類のアジアイトトンボも見られます。)
ウスイロササキリ
(写真中央に居ます。ひこばえと同化してますね。
かくれんぼが上手な昆虫です。人間が寄っていくと葉の裏側に隠れます。)
カマキリ
(こちらもよく見ないとわかりませんね。)
コバネイナゴ
(いつも稲穂と一緒(稲架された穂につかまってどんどん登って行きました)です。)
ナツアカネ(と思われます)
(稲刈り直前まで、止まって名残惜しそうでした。)
作業が終わって、ちょっと雲がかかってきましたが、とっても綺麗でしたので、夕日を撮りました。
向かって右手に富士山の頭が見えてます。
沈んだ直後です。何とも幻想的ですね。
また明日も良い日でありますように!
text&photo by M.Hirata
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